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映画『ベスト・キッド:レジェンズ』

元祖『ベスト・キッド』のダニエルとリブート版のハンが共に主人公の師匠となることで話題の映画です。早い場面カットのテンポがとても小気味よい。
ラルフ・マッチオとジャッキー・チェンが「俺の教え方のほうがいいよな?」と張り合うのが、お約束だけど楽しいのよな。

自分に一番刺さった描写は、実は少年の成長や空手試合のアクションではなくて、ピザ屋の店長が主人公にカンフーを教わろうとするところ。
いい歳したおっさんが娘のボーイフレンドに教えを請い、主人公が持ち前の明るさと善良さで応え、対等の友人として敬意を払っているのが良いです。相手が遙か年下の未成年だろうと、優れた人を評価出来る素直さが心に響く。
ワンインチパンチは世代を繋ぐ架け橋かもしれんですね。